半格斎のお気に入りの歌一覧
へし切
小雨降るいちょう並木は街灯に影を落として黄金に映ゆる
27
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詠み人知らず
クツクツと煮れば山吹 十三里 名にし負へぬに 栗勝るらむ
13
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滝川昌之
いつまでも見惚れていたい夕空を釣瓶と落とす秋はつれない
28
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ふじこ
笑い泣き怒り拗ねては甘えくる愛しき我が子3歳になり
12
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ふじこ
藁焼きの風に倣いて畔行けば父の背見える秋の夕暮れ
19
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吉野 鮎
吹く風に沒る陽散りばむ黄金の粒葉に憩はせて銀杏の一樹
16
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吉野 鮎
沒つる陽のやわき光は粒なして黄金にそめゆく枯芝のなだり
22
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千映
この落葉我が家のものと確信す早朝に掃く落葉辿って
11
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詠み人知らず
傷つきて 虚ろに滲める吾の目は 君が胸にや波起こしけむ
16
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ラベンダー
挑むなら 自分自身に 後悔を せぬ行いに 勝負を賭ける
20
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石川順一
カインズでブリッコカフェがありました買い物かごがうるさく置かれ
13
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吉野 鮎
讀み解けば打ち拉がれて萎ゆこころ晩秋の風に落葉頻り
20
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月虹
強風の過ぎたる日には帰り道君よ夜空を見上げてほしい
64
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千野鶴子
本当は私がわざわざ詠まずとも皆知っている「世界は綺麗」と
6
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灰色猫
晩秋の冷たき雨を浴びながら冬眠できぬ生き物と知る
27
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近江の人
願い事一つ叶えられるなら息子が自立できる事
5
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芳立
空あをし桜もみぢにひと筆をかさねて過ぐる葛飾の風
9
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詠み人知らず
口づけに 仔犬のごと声洩れたれば 君が唇 微かに笑みぬ
15
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新座の迷い人
紅葉も 始まり妻に 見せたいが 一人淋しく 思い出すかな
13
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コタロー
まさをなる空をゆつくり飛行機が一直線に白き線引く
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