メガネのお気に入りの歌一覧
鈴桜
歩けとて見えぬ独りの道なれど君の光りを道しるべにぞ
3
もっと見る
詩月恵
楽しみはあなたが詠う歌で知る花鳥風月 目に浮かぶ時
13
もっと見る
弦跳
真澄鏡つれなき淵のうき草に 君のたまいし誓ふ音を見る
8
もっと見る
さる
柿食いし 種を蒔きたり わが庭に 八年先に いのちあれかし
7
もっと見る
海の子
たいふうの爪痕探す前庭に子供のやうに栗拾ふなり
6
もっと見る
竹本未來
眞夜中の冬の匂ひがたつぷりするきらきら雪に猫のあしあと
49
もっと見る
falcon
散りてなほ清き流れの淀む江にただよふ色ぞ萩麗しき
5
もっと見る
林ユキ
紅き実をひらく石榴の一枝の苦しきこころ燃ゆる秋かな
49
もっと見る
螢子
葉を揺らす風ざわざわと秋の音たてて更け行く月なき夜は
6
もっと見る
栞
秋風に吹かれて揺れる風鈴は夏の日よりも寂しげに鳴く
2
もっと見る
紫苑
「首筋にほくろがあるね」と言いしひとの声耳もとによみがえり来る
6
もっと見る
詠み人知らず
車中にて盲目の人に席譲る下町言葉いなせな婦人
11
もっと見る
詠み人知らず
難病の子を持つ親よ強くあれ病の子とて大人になるのだ
7
もっと見る
詠み人知らず
病める子の笑顔が見たし人知れず通信せんと小児科の前
7
もっと見る
水葉
十三夜今宵は灯りを持たずしてとろりと夜に抱かれるもよし
36
もっと見る
詠み人知らず
受け入れよ泣くも悩むもあとにせよただ子を産みしが母になるなら
10
もっと見る
詠み人知らず
めくるめく悦など要らぬ穏やかな夕餉の席に夫と向かひて
4
もっと見る
詠み人知らず
その空に透けるがごとき人の居て命の日々の清らに見ゆる
5
もっと見る
東大寺
聞こえ来る 祭囃子の 鐘太鼓 神社の闇に 松明ふたつ
7
もっと見る
紫苑
独文を教えおりしが壁崩壊見ぬまま逝きて二十年経ちぬ
15
もっと見る
[1]
<<
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
>>
[32]