滝川昌之のお気に入りの歌一覧
バロンマン
自転車に併走するや銀蜻蛉一期一会の友となりしか
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詠み人知らず
グラスへと 比重大なる友達の愛注がませば 押し出されまし
12
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詠み人知らず
いと深く関はりつれば 己こそ頽れざれと足元見つむ
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千百
現実と 切り離された 海底で 玉探してる 毎夜毎夜
7
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荒野のペンギン
朝露に濡れた空気がひんやりと頬をなでゆく秋の訪れ
11
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舞
父母校甲子園へと出たと聞く二十六回満州代表
5
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び わ
一輪の朝顔枯れて露に濡れ他に夢たくし遠き旅立
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KEN
りんどうをランボー詩集に綴ぢた君思ひ返して秋雨の道
15
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詠み人知らず
幸つかむ為の権利を ただ辛き義務と捉へて苦しむなかれ
16
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詠み人知らず
抑圧も限界なりと離るるとも 父子の因縁断たるるものかは
6
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詠み人知らず
何色にうち染めたるや 遠き眼で川の畔に佇む君は
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へし切
淋しさで孤独のグラスは満たされて 仕合せなんて もう 入らない
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キイロイぴよ
三日月に願うわけではないけれど七難八苦なんて要らない
6
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夢士
パソコンを閉じて窓開け風を入る虫の音数多遠く近くに
13
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みやこうまし
在り馴れて八十七も生きている この安逸は何時までつづく
12
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夢士
夕暮れの道に残さる翅ひとつ静かに迎ふ四季の移ろひ
12
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キイロイぴよ
頑張れと野口樋口を送り出し今は帰らぬ悲しき偉人
4
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キイロイぴよ
この世界自分の居場所あるのかと模索する日々酒だけが友
4
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キイロイぴよ
ご老人台を撫でても意味ないよボタンも優しく押してあげてね
4
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可不可
絶品の鍋ふるふ音つたへ聞く 味は夢見るしかない晩夏
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