滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
情熱を滾らせしまま燃え落つる夕陽 オレンジ色濃く煮えたり
10
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夢士
お疲れとそっと手に取り休ませる夜店で買ったデイズニー時計
16
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詠み人知らず
背負わされた荷に納得や笑顔など向けられないで傷をばらまく
8
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みやこうまし
幸いは一人の我に握られる 孤独は生の原点ならずや
11
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へし切
たびたびに避らぬ災害 悲しきに まこと小さきこの国なれば
26
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詠み人知らず
いい写真だからといって知らぬ間にぐーぐるまっぷに出すのはやめて
6
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山崎ふゆ彦
震災の予測を聞いてもういいとつぶやく老人吾もうなずく
5
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へし切
災害の多き この国 思う時 ひとは無知と無能なるを知る
24
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バロンマン
知りたいことがすべて解決した午後はまだ陽も高き図書館を出る
13
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バロンマン
本を取るパラパラめくるまた戻す隣の人とパントマイムをする
10
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コタロー
歳時記の夏と秋置く枕邊にツクツクボウシ再び鳴きぬ
13
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ななかまど
秋の色吸い込み始む棚田には一枚づつに夕日留まる
12
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バロンマン
通い慣れた図書館の道サルビアが迎えてくれる花言葉は智慧
10
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可不可
西に台風と思ったら北で地震 サンドヰッチ不味い永田町
6
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もみじ☆彡
豊漁をことほぐようにいわし雲夕餉に並ぶは秋刀魚だけれど
12
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詠み人知らず
吊革は掴みづらい高さにあるし皆は成長していってしまう
8
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舞
嵐吹くひと夜を過ごし明く朝に素知らぬ顔で咲く野辺の花
10
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詠み人知らず
ネジネジでヨリヨリに咲くねじりんぼう複雑怪奇な己にも耐え
9
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煩悩
天の川へ行けるなんて話を聞いたせいで乗ってしまった蒸気機関車
8
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幸子
秩序など考えなくてよい歌の庭でも結局いい子ちゃんのまま
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