inosannのお気に入りの歌一覧
恣翁
立葵 紅く咲けるを 萎ぶがに 黒ずむ蕾の皺ぞ哀しき
28
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潮月繁樹
雜念を引きずり歩く夏山に青に漂ふ白雲ひとつ
8
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舞
訥々とその来し方を杯に語るごとくに酒呑む翁
10
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たんぽぽすずめ。
ひと月後君と逢うまで新しき人との出会い楽しめてます
6
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五穀米
つきあいは然るべくして生まれたるその綿々と淡々として
1
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みやこうまし
梅の木に小雨かかれば枝揺るぎ青葉の撫でて小梅ゆらゆら
9
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もなca
びわの実をさくりと噛めば寂しさに君の名前を呼びたいくちびる
15
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あまおう
まとまった雨が降るよとキャスターは今夜のきみのお泊まり予報
19
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詠み人知らず
ひととせの海辺の貝を箸置きに添えた夕餉に涼風そよぐ
19
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五穀米
恋しいと思わぬわけではあらねどもたまたま男と女でありし
4
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五穀米
陽が昇り沈んでゆくその毎日の神の行為にすべてゆだねん
2
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薫智
終わらせる滅びの時を見届けて完成させる僕の片恋
4
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詠み人知らず
止まらない恨みの言葉吐きながら 「好き好き好き」と胸が云ってる
22
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五穀米
紫陽花のなに愛しくて赴いてカメラの中の一重の花弁
1
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五穀米
戯れに絵を描くことが続きたる日々の業務と呼ぶべし今は
3
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詠み人知らず
「今日もきれい」「でしょう」温度のちがう声おどけるわたしの方は本気よ
6
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文麿
夏の宵君へあくがれ聲聞けばプシュケの眠りまなぶたに落つ
6
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まがね
たくさんの蛙鳴く声聞こえたの池も田んぼも無いビル群で
5
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光源氏
いにしへの生田の杜に佇めばあはれに響くもののふの笛
15
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聴雨
一陣の雨さりてのち移ろへる虹のやうなる詠み人知らず
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