詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
へにゃへにゃの自分は柔く形変え君の傷口ぴたりと塞ぐ
23
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横井 信
チュンチュンと 小鳥の遊ぶ 声がする 青く空澄み 楽しからんや
12
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工藤吉生
ご自由にお取りくださいと書いてあり何かがあったはずの空間
12
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鳴海
この駅の向こうは海と母が言う 埋め立てられた海面に立つ
7
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真雪
マグカップふちのところが欠けていて埋まらぬままにまた朝が来る
9
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詠み人知らず
真実か現実かより研磨カット光り蒐めて飼ふの大好き
12
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夢士
秋空に浮かぶ白雲筑波山北へと向かふ常磐の道
17
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石川順一
蒲公英は西洋蒲公英秋に咲くぽぽの辺りに核心がある
14
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石川順一
入浴の苦しみすらも無きままにシャワーを浴びることを続ける
13
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源家末裔
つがひ鳥飛び競ひては枝止まり見てはまた飛び心癒され
10
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藍鼠
剥離紙と糊そなえたる封筒のごとく気軽に別れきにけり
8
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び わ
くっきりと秋の青空キャンパスに芙蓉の白とピンク舞いおり
12
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灰色猫
見たくない目を瞑っても予知じゃなく君の死に目も見えてしまうの
16
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灰色猫
両の手の手相が酷く違ってるわたしはわたしを生きてるだろうか
20
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灰色猫
天国の君へと送るその文に君の名前を記せぬままで
19
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灰色猫
雨の夜は守れらている気がするの水槽みたいなひとりの部屋で
29
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灰色猫
曼珠沙華あなたの毒でお別れです風になれたら迎えに来るね
21
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詠み人知らず
月見れば 千々に咲かする恋の夢 虚しゅう弾けて散る花心
22
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詠み人知らず
秋日受け 瞑りて吸へば べたつける夏の残滓を 吹き流す風
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詠み人知らず
慢性的寝不足によるダメージは 脳細胞の自己破壊とな
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