inosannのお気に入りの歌一覧
みなま
三月前一年前には居たひとに手を伸ばしても触れ得ぬ不思議
7
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三嶋
握られて握り返しただけの手であなたの何を掬えるだろう
11
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夏恋
あの人の噂を聞いて動揺すこんなに優しい君がいるのに
17
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聴雨
東のやまぎは白く染めぬいてねむれる里の月はしづけし
17
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詠み人知らず
意外にも美しい指ありまして ピアノを軽く叩いてみます
15
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まがね
夜0時見上げる空のはしっこにこれから昇る半分の月
17
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詠み人知らず
ギザギザの網目に付いた風味ですサッポロボテトバーベキュー味
7
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みやこうまし
終末に達するまでの老いの虚無死を待つだけの意識が罠よ
10
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舞
吾が家へと帰るひと時胸に降る塵を払えるいっぱいの酒
12
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恣翁
靴を脱ぎ 前の座席に両脚を載せて 読みたる落語全集
37
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こぐまじゅんこ
休んでた書道教室に今日復帰 七月の扉開ければ楽し
5
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桜園
夏風邪か熱までいでしわが体栄養不足に免疫落ちしか
11
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文麿
緑濃き野原を見やり文月なる世の移ろひに置ゐていかれつ
9
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詠み人知らず
ぬけだした六時間目の図書室の星座図鑑で見ていた未来
47
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芳立
草の名はよしやあしやとちよろづのこと葉しげりて花ぞ咲くべき
7
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詠み人知らず
言葉こそ妙なる技と感じつつ 「思い溢れて」溢れる思い
22
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春咲
去り際に 空くれなゐに 染む日ごと 心掛け留む 術あらばこそ
9
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たんぽぽすずめ。
一度でも見た日があればどの人の心の中に海が在るはず
14
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紫草
鹿児島へ母と娘のふたり旅 黒豚・砂風呂・打ち明け話
20
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只野ハル
別々に入院し揃って退院する父母の車椅子を押す
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