コタローのお気に入りの歌一覧
可不可
雨やどり濡れた躰かわかし相ふ 二人きり 残念カップルだらけ
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リクシアナ
故郷は樹齢の底に横たわり摘む手なくして実桜熟れる
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へし切
雨の日は心もしのに詰将棋さびしさ堪へひとり駒指す
17
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つちだゆういち
言尽くし精を絞りて励めども指をほどいて君は去り行く
11
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青き銀椀
ピアノ曲四季を通して聴くものは時ゆるめたくアンダンテなり
10
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青き銀椀
半ばにも来ていないですわが齢金さん銀さんいかに過ごしき
8
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青き銀椀
ポクポクと木魚のリズムプクプクと頬ふくらませ立腹の顔
8
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青き銀椀
忘れずの涙よつねに潮騒を聞く備へあるとこしへの夏
9
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青き銀椀
さみだれの街と濡れつつ自転車を漕ぎ引き締める思ひの占めて
10
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うすべに
雲流れ 雨待つ色に風染めて 池のおもてに揺れるあじさい
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灰色猫
ぽつぽつと降る雨音に織姫の恋を占う水無月の夜
22
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灰色猫
海からの恵みを祀り生きてゆくすべての魚は神からの使者
20
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灰色猫
紫陽花の暮れる小路を跳ねてゆく雨の匂いの京の毬歌
23
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詠み人知らず
わた雲の絵日傘くるり伯耆富士着流し凛と夏姿かな
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KEN
のふがきを たらたら流す 歌を觀る 雨垂れ踊る ひとよのひとよ
8
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KEN
觜に とどめ突かれて 空を舞ふ 蛇のまなこに 寫る我かな
11
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KEN
降り仕切る さみだれと共 夜明かせば 外は藍色 時巡るかな
11
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うすべに
訪ねゆく心もよそにささゆりの 杉の木陰にゆれるうすべに
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うすべに
思い出は白い雲立つ夏休み 祖母が鳴らしたほおずきの音
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うすべに
移り気な空を映して七色に 塔をあしらうあじさいの花
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