コタローのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
芍薬のひと枝手折る梅雨晴れ間備前の花入に嫌がる素振り
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滝川昌之
伸びしろは支柱の丈と決められて定め知らずに無垢なアサガオ
15
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うすべに
いにしえの恋もうらみも夢のよう 真神原を青嵐わたる
12
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灰色猫
朝露が一粒土に帰るよう我らもやがて死にゆく定め
21
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灰色猫
笹舟に焦がれる愛を託します川の向こうで機織る君へ
22
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千葉 甫
眼で追った紋白蝶の四階のベランダに咲く花に紛れる
5
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千葉 甫
角曲がる私の前を飛び立った鴉の低く去る音も無く
8
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千葉 甫
ここからは見えないところで鳴く鳩の折々間近く風に乗る声
6
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KEN
葉を傳ふ 雨の名殘の 露に濡れ 小人は獨り 木莓を摘む
12
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滝川昌之
おふくろが死んだ夏には梅雨が無く泣くなと空で諭す気がした
21
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び わ
昨日は簿記3級の試験あり当落いずれも悔いはなし
5
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横井 信
駅前にひとつふたつと傘ひらく濡れているのは君とアサガオ
9
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横井 信
霧雨にやさしく揺れるアサガオの花は黙って待つ青い空
11
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横井 信
ゆっくりと青田に下りた白鷺の風を求める暑い夏の日
9
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横井 信
夏の夜の星の流れに彦星の願いをのせて結ぶ短冊
12
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横井 信
今日はもう机の本も読み終えて雨降りつづく日曜の午後
13
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横井 信
踏み出した頭の上で弧を描きツバメの駆ける夏はこれから
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滝川昌之
嬉し気な梅雨の晴れ間の囀りと「それっ」と出てくる散歩の犬と
18
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滝川昌之
自覚はある 若手社員とずれてきた荷物とならず範を見せたし
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滝川昌之
一善がうまく伝わり会釈などひとつ受ければそれで好日
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