さいおんのお気に入りの歌一覧
芳立
七つめの花びらなくてつみ雪はけふ春分けの日にぞ解くべき
5
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仙人の弟子
古都の夜の 宿の池辺に 鹿ぞ鳴く 春の嵐を 愁うが如し
11
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へし切
夕暮れは春を近みかぬばたまの今宵の月夜かすみたるらむ
28
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常吉
夢一途 あの人想う 道すがら空を見上げて また涙かな
6
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恣翁
夕映えの 燃ゆがに包む家並みに 季を忘れて風花の舞ふ
17
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恣翁
東山 寝たる姿に朝日浴び けふも元気に目覚めけらしも
14
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なりあきら
桜かと 惑わせるのは あしひきの 山の回りに 残る白雪
9
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へし切
今少し未練あるらし借りの身の残る齢を如何で永らふ
18
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なりあきら
花色に 衣服を染めて 着てみよう 散ってしまった 後の名残に
5
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音蔵 雅秀
ふと目覚め 詰まりし歌のすらすらと 詠めることあり 夢の啓示か
3
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へし切
うなだれて何か咲かなむ 黄水仙 出会い別れの春をかなしむ
19
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ななかまど
冬の去るさみしさもある彼岸入りいよいよ春かと胸の騒立つ
18
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しきしま
我が恋は昔も今も同じことはじめものちも心乱れて
8
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みそ
ゼロ距離で鼓膜を揺らす君の声 離れてるのも、たまには良いね
8
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みそ
ねえもしも、僕が悪魔に憑かれたら ビール浴びせて そっと寝かせて。
6
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うすべにいろ
冬の明け寢坊櫻の下にて待つ遲れ來る君いとつきづきし
4
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夢花火
迷い道 右か左か 悩むなし 真ん中進む 我が道理とし
6
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夢花火
拾い画の 手を取り繋ぐ 祖母の手に ほほ笑みかける 幼子重ね
2
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音蔵 雅秀
一面に 薄紅梅の返り花 水芙蓉なる極楽の花
4
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夢花火
道行くに 詰まる先の とどありて 取り除くには 人力借りて
2
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