あふひ*・○・*のお気に入りの歌一覧
柏木 月
貴方との二人掬ったあの金魚まだ元気よく可愛く泳ぐ
6
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都忘れ
人はみな 何も持たずに 生まれしも何を持って 死んでいくのや
9
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本能寺
きみの言う いつかまたって 果てしなく 何万光年 先のことなの
18
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更紗
山茶花の紅を唇に乗せたなら 君に抱かれて手鏡滑る
9
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灰色猫
指先に 一瞬触れて 舞う蛍 出会いと別れを 教えてくれた
27
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まぽりん
玉藻なす浦より引ける水濠に在りし日うかぶ高松の城
23
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野々花
眠たげな最終電車の中ほどに無賃乗車のこおろぎが鳴く
20
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野々花
珈琲の冷めた事さえ気付かずに静かな朝の雨を見ていた
17
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卯月
古書店の扉の奥へ旅に出るほんとうのぼくを見つけるために
11
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卯月
くりくりとよみきかせきくこどもらのうしろあたまがゆれるきょうしつ
8
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更紗
いつの世も男はズルく それ以上女は強くしたたかなもの
16
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更紗
どれくらい会わずにいたら淋しいと君は感じてくれるだろうか
14
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更紗
強さとはやさしさと共にあればこそ人生の中で意味のあるもの
10
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新座の迷い人
桔梗花 咲きだし始め 未だ早い小鉢に移し 妻に見せむと
11
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新座の迷い人
朝起きて 東の空を 眺むれば茜に染まり 今日は晴れかな
14
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新座の迷い人
恋しやな 我が故郷の 山川を思い出しては 懐かしむかな
8
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コーヤ
蓼科湖もみじ踏み入る異世界は水面に映る錦秋の山
15
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まがね
夏空に遊び疲れた雲達が家路を急ぐ青い夕暮れ
13
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詠み人知らず
傘忘れ途方に暮れる我が心見放すように激しく降りぬ
14
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只野ハル
卒寿過ぎても歌詠むと言いし人米寿で逝くを知る雨の朝
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