コタローのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
師の庭に薄紅いろの笹ゆりのはかなげを咲く七囘の忌に
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吉野 鮎
汐の香の雨模樣ふ街に微かして摩天樓群に霞む於母影
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吉野 鮎
幼らの掬ゐし金魚ゐつとせを火鉢の池に孤り生きをり
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夕夏
てぷこよりぽいんとしっこうきげんをうしなうめーるりょうきんひくに
4
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夕夏
とうしゅとうろんしはらいでごまかすつもりかいせいできぬせんきょほう
3
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夕夏
ひとえにかがやくきつねのかみそりがやえざきよりもはえるみばえで
4
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夕夏
すくとのびるまだけのおもいをたせばちじょうのねがいてんにとどくや
5
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可不可
隼人の國を鞭うつ龍神けふ漸く東の海原へ去る
9
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可不可
雨あがり笹の梢も泣き濡れて短冊の彩にじむ夕暮れ
10
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可不可
この星を離れ漂ひ拾ったの 昔わたしが書いた短冊
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滝川昌之
しとど降る雨に巣篭る子らのため稚貝つつくか磯のヒヨドリ
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滝川昌之
重たげな柳の枝が風に問う底の見えない雨季の終わりを
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滝川昌之
里芋の葉はいつまでも雨粒をあやしていたい赤子のごとく
21
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灰色猫
彦星や織姫さまや地球から祈っています一夜の恋を
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灰色猫
この海が母であるならあの波に何を学べばよかっただろう
17
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灰色猫
笹の葉に想ひを吊るす忘られぬ恋の涙が晴れますやうに
14
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灰色猫
かささぎの橋の向こふの面影を雨なかくしそ涙降るとも
21
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灰色猫
「さよなら」と笹に結びし七夕に想いし君をまた好きになる
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KEN
さみだれの 幾粒を止め 魂に變へ 一藥草の 白燈るかな
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舞
遠つ国旅人吾れは妖精やエルフら語るコンビニイートイン
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