虹雲のお気に入りの歌一覧
悠々
新年の歌ひとつ詠みたいと見まわせば空の青がめでたし
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紫苑
短歌てふはかなきものに直ぐな眼をことのはで磨ぎ我が色とせむ
20
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ケンイチ
泣く風に薄日がさせば砂時計とめどなく落つ日曜の午後
5
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ケンイチ
落葉の小路をそぞろ温もりをかみしめて往く午後の儚き
5
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紫苑
バス待ちてふと振り向きぬ古書店のワゴンの隅の一冊に呼ばれ
11
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悠々
ミジカ日ノヌクモリヒトツ手ニツツミソット差シダス君ノヤサシサ
10
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falcon
荒れ庭に名殘の白薔薇匂ふかな秋もかぎりの夕空の下
9
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佐々一竹
グーグルがなかった頃のぼくたちは心も脚も頑丈だった
11
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佐々一竹
タグボート鏡のごとき海を進む平和な午後の象徴として
6
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悠々
サビシサノ果テナム国ハイマモナオ山ノアナタニアルノダロウカ
11
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悠々
青空ノ下ノサビシサ耐エガタク人混ミノガレ日陰ヲイソグ
7
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さる
霜月の朔日迎へ背をのばしあと二ヶ月の充実誓ふ
6
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悠々
コノ心コノ肉體ノ正直ヲ不倫トイワバフリンコソ戀
8
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紫苑
土牢の灯りにねがふ皇子の魂ようらみをわすれ天に還りませ
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詠み人知らず
秋空にこの身は軽き全速で走れば色無き風を追い越す!
5
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佐々一竹
高円寺駅のむこうの通りにて影と影とがすれ違いたり
3
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紫苑
秋の蝶日溜まりに翅やすむるを掌に掬へねば目をもて撫づる
11
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悠々
ホラ見テヨボクノセナカニ羽ガアルダケド翔ベナイナゼナンダロウ
10
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螢子
我が手にて田植え稲刈り稲木干しピカッと光るご飯となりぬ
5
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紫苑
まぼろしに手届くことの哀しかり玻璃の涙は青き薔薇に落つ
10
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