ななかまどのお気に入りの歌一覧
秋日好
冬の月低く横へと這ひのぼる下より眺むる吾を置き去りに
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へし切
今はなき理念や誇りこころざし この日本は失くして久しい
15
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聴雨
たのしみは月なき夜の空ながめ長く緒をひく星に会ふ時
14
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睡密堂
ゆっくりと歩きたくなる十二月ひともライトも美しく見え
9
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萱斎院
散りしきてかよひぢうずむもみぢ葉の 守は聞かずや寄するあしおと
11
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仙人の弟子
木漏れ日の 淡い光に 朧月 人影もなき 森の夕暮れ
7
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横井 信
早朝の草の刈られた堤防にそっと飛び立つ冬鳥の影
13
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茂作
何ゆゑに競ひて散れる紅葉かな 春の日遠き冬枯れの里
16
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なりあきら
夕焼けが 雲をピンクに 染める暮れ まだ見ぬ夢を 見える暮れかな
9
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音蔵 雅秀
巨大なる雪像並ぶ雪祭り 精密模型に巧み技冴ゆ
5
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音蔵 雅秀
小川縁 宿の明りが競演し 光の絶景銀山夜景
4
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KEN
吸ひ込みてため息と吐く街のかど 逢魔時の聖者の歌を
10
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へし切
老いるとも 待ち遠しいかなクリスマス 孫の喜ぶ笑顔が見たい
14
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敦希
火の気のない家にこだます吾の咳と 隣地で喚く重機の足踏み
10
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しきしま
心あらば少し温めよ冬の風吹くときにこそ咲く花もあれ
8
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トウジさん
できるできないより先ずはやり抜くことと手本にしたい二刀流
7
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滝川昌之
箱買いの蜜柑が一気に年の瀬を廊下に積んでもう幾つ寝る
16
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うすべに
灰色のはだかの並木あたためる 寒い椿によりそう柚子の実
10
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滝川昌之
念願のグリーン車での通勤を妻が許可するボーナス日のみ
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うすべに
マフラーに氷のいろの薄ぐもり 寒さにちぢむさざんかの紅
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