滝川昌之のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
打ち羽振かん 悲しび知りて晩稲の雛 いとまいりつつ暁月夜
3
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詠み人知らず
愛しきやし 陽炎偲ぶなま鶴は未来ぞあらば地に下り立たまし
4
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詠み人知らず
細波の寄せばし繕う蟒蛇は ない腹立ちて埒こそ明くれ
3
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詠み人知らず
芦鶴よ利口なりけり 亢龍の遠き陸様うかがひたるは
3
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可不可
まだ手放せないコートも冬の籠から羽ばたく淡い夢彩
8
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コタロー
あをぞらを全て占めたる花瓣の薄紅色が搖るる櫻よ
9
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露草
ひっそりと置かれた場所で野の花は咲いて誇らず散って腐らず
19
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夢士
舞ひゆきて川面彩る花筏たゆとふ時や恋を楽しも
13
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夕夏
かもひらいいけのみなもににわおりぬきょねんよりよっかはやいなはる
6
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び わ
難解で記憶するのも難渋すえんやこらさと簿記の勉強
6
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舞
お弁当の数かぞえたらイチローも吾れには勝てず?感謝!カミさん
8
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横井 信
切り株に寄り添い草は揺れている枯れてしまった桜と知らず
21
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へし切
野蒜摘み 春のかほりを味噌和えに 食めば 懐かし亡き妻の味
27
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夢士
明け放つ窓より入りぬ春の香や油断大敵くしゃみ連発
14
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ユキ
実らない 恋の数だけ 増えていく 窓際に置く ハーバリウム
5
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ユキ
重なった 瓦礫の隙間 裂くように 紅い花弁 開いて散った
3
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つちだゆういち
平生を死に抗うが生きることサバイバーのみ払暁を見ゆ
8
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幸子
美しき余韻を深く残すほど我が胸えぐる君の恋歌
19
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つばす
我が家の宝は梅酒十年物桜の下で妻と飲もう
3
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可不可
野佛が街に疲れた眼に沁みて帰る時刻表かすんで困る
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