秋日好のお気に入りの歌一覧
ゐわむら
六〇と九年過ぎける今日の日の雨は未だに癒えぬ涙か
7
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みなま
どの場所に放してやれば安泰かモリアオガエルに問いかけてみる
12
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へし切
降り注ぐ火の粉を浴びて涼しげに手筒花火に夜空が燃へる
30
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すばる
今まではあなたが蓋を開けていたあの店のジャムもう買えなくて
29
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舞
ゆらゆらと子あやす母の何語る優し言の葉寝入る子供に
5
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詠み人知らず
露をだに宿しも果てぬ朝顔の何竹垣に咲きかかるらむ
4
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詠み人知らず
手をつなぎ歩いていても君は今何思うのか遠い空を見る
15
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詠み人知らず
境界線超えて一歩を踏み出せば思いもよらぬ世界ひろがる
15
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栞
全力で挑んで強く望んでも越えられないときわたしが見える
7
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みやこうまし
蝉たちの必死に鳴ける公園で 未来を約す子等がはしゃげり
16
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紹益
降る雨に 濡れたる道を 一筋に 芋虫走る 振り向きもせず
16
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南美帆
蓋をしたような曇りの月曜日つづがなくあれ心を籠める
4
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へし切
待つことに何時しか慣れて老ひ白髪もう直ぐ逢へるお盆の夜には
29
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南美帆
縁深く出会った日から二ヶ月と思えぬ君と笑ってアイス
10
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舞
雨降れば出かけもせずにポツポツと妻と二人で昔し語りす
7
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すばる
日焼けした肌がヒリヒリ痛むから今日の二人は微妙な距離感
18
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片井俊二
鳴り止みしその青年の指笛が追い駆けてくる去りゆく僕を
5
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美津村
髪を洗い風に吹かれている汝に右より早き夕月の差す
9
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みやこうまし
おもねらぬ心を持ちて歌詠まん 我が心証の真実を問い
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村上 喬
白き砂踏みしめるたび幾万の星はしずみぬ足の形に
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