秋日好のお気に入りの歌一覧
紹益
愛人と 時の流れに 身をまかせ つぐないすれど 別れの予感
12
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紫苑
あからしま風によぢれるTシャツの裡にふくるるあをき思ひは
12
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へし切
子は巣立ちそれぞれの道歩みゆく嬉しくもあり淋しくもあり
24
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南美帆
不思議です満月の夜は君逢えて新月の夜は寂し一人寝
10
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松本直哉
搭乗者名簿にきみのなまへ見きいろもにほひもおともなかりき
9
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松本直哉
御巣鷹の露ときえにしきみしのびあかねぐもみるあきのゆふぐれ
37
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あまおう
相剋を 起こすであろう お互いの 過去が重たい 下弦の月夜
20
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みやこうまし
祇園会の過ぎて乙女の浴衣着を見られなくなり 大文字恋う
12
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速魚
葉蔭にはとなり合わせに落ちていた蝉の抜け殻と虚ろな骸
12
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みなま
蝉の羽歩道にのこる 存分に七年ぶんをないただろうか
11
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栞
簡単にわたしの名前を呼ぶきみにときめいたりはしない、絶対
6
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みやこうまし
台風に雨漏り無くてほっとする 古家に住む老いの気がかり
16
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詠み人知らず
おじいちゃん無事に着いたら掛けてねと精霊舟にケイタイ乗せる
8
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みなま
白紋をまたたかせ飛ぶ烏揚羽尾を失いてなお命燃やせる
11
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詠み人知らず
今夜だけ私の傍にいてくれる 何を語ろうスーパームーン
13
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ふきのとう
みどり兒をひざに乘せればむせかへる髮のにほいは昭和にもどりぬ
6
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詠み人知らず
うたのわの文語使いは紫苑さん銀ねずさんに芳立さんね
7
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都詩
悩みをる事小さきに気付きたり海原走る白き帆船
17
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みなま
棚経を終えた僧侶は長男のミッションスクールの先輩という
8
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恣翁
蜘蛛の網は 折れし竹叢吹き抜くる野分に誘はれ 波打てるかな
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