秋日好のお気に入りの歌一覧
舞
我が内のくだらぬ意地を疎ましく老いゆくほどに持て余しては
8
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みつ
くちびると ゆびさきだけが すてきだと 理解の出来ぬ フェティシズムさえ
1
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美津村
曳き船と曳かれゆく船波のなき入江にふたつの水脈重ねゆく
10
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遊心
穏やかな 来島の海 眺めれば 波間に浮かぶ 在りし日の祖父
5
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光源氏
有明の影を落とせる池の面に酔ひの心をただうつしをり
13
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松本直哉
のりおくれてふたりたたずむ秋の日のカルチエラタンのいしだたみのうへ
7
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詠み人知らず
新橋の雑然とした路地の上 ゆりかもめとの 妙なバランス
8
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都詩
グリーンのかけらとなりて太陽の沈みし後の金色の空
12
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光源氏
ゆふぐれに手向けの花を供へたる我が心さへあらばとうなづき
13
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詠み人知らず
八重洲から日本橋への道程が消せない過去を再生します
13
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紫草
音立てて何に雨降る長月の山桃濡れてわが内に降る
25
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みなま
霧の朝しっとりなじむ髪に触れ水の惑星だねと言いしきみ
7
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みなま
プリーツに夏の空気をはらませて朝の鴨川飛び石わたる
12
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みなま
色足袋に夢二好みの銘仙のきつつなれにしつま夢見たり
7
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詠伝
主張し合う彩り不思議と調和して分裂補色配色のシャツ
7
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みやこうまし
介護とう任務果たせばそれだけで生きる意義あり 今日の人生
20
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光源氏
君ならで何を引かまし千重の波船の旅路を思ひ起こして
11
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光源氏
しのぶれどそぞろうつろふ月草の心の色に惑ひぬるかな
11
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速魚
青い背と銀の腹を輝かせて海を写して秋刀魚くる
13
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あまおう
つんつんと秋の便りをおいて去る とんぼは とても忙しそうだ
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