五穀米のお気に入りの歌一覧
光源氏
心あらばせめて寄せましうたのわの川の流れでながむ玉梓
12
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たえなかすず
ぬるき水アッシュトレイに注ぎ込み大人は大人の片恋をせり
2
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詠み人知らず
目あらば蛍追はまし耳あらば木曽路いざなへそのこゑをして
15
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詠み人知らず
露とおく霧にも花は散るからに力まかせに吹くな山風
23
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芳立
石巻の風こそうたへなつくさの深きにいまも街はこたへず
11
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恣翁
熟れにける梅の実 濡らす糠雨に 午睡から醒め 艶詩を写す
27
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光源氏
わびしきは勿來の関の月の影君なき夜に花をいだきて
13
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桜園
鬱陶し梅雨の朝にはミントティー我が家は小さき喫茶店と化す
9
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浅草大将
幼な子はひとみに海をとらえたかただ一両の電車ごっこで
18
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詠み人知らず
無理したね高級ホテルのレストラン 家に帰ってお茶漬けにする?
14
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詠み人知らず
名にし負はばわれには告げこせほととぎす森にはあらむや図書館の影
16
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紫苑
二杯目のピニャコラータは夜のため現実の風よエデンへと吹け
8
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みやこうまし
幅広きさざれ石の御所の道白く浮べり暗き雨中に
13
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浅草大将
吹く風の随につかさの道ゆきも名は旅人なる父を継ぎてか
11
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紫草
どしゃ降りの雨に打たれて覚えたるさっぱり濡れて歩く楽しみ
15
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詠み人知らず
真円はさんかく使い円と成すけふの晴ればれ友有りて「縁」
13
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浅草大将
生きてこそ我に春あれ花のもと白衣の人に手を引かれつつ
13
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詠み人知らず
うたを思ひおのがつとめに信あらむ偉とする人にはあらざりて足る
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恣翁
一天に 墨零すがに雲走り 珠躍らせて 白雨降り初む
17
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桜園
一夜明けあまた散りたる庭の娑羅花の白さに掃くをためらふ
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