コタローのお気に入りの歌一覧
横井 信
じんわりと背中をつたう汗だってきっと知ってる明るい明日
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横井 信
ホームさえ陽射しのきつい八月の空いた電車にほっと一息
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横井 信
令和でもやっぱり暑い八月は汗を拭きつつ踏み出す一歩
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うすべに
近すぎて気づかなかったやさしさに 当たり前だったそばにいた頃
11
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うすべに
夢つれてふたりで買った夏の夜 今日夕立に濡れるふうりん
11
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うすべに
すれちがう見知らぬ人の残り香に 過ぎ去った日々 きみといた夏
6
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うすべに
偶然に見かけた駅のふたり連れ 心の鬼がふと牙をむく
7
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滝川昌之
息荒く汗をかけない老犬は雪にはしゃいだ庭偲びおり
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可不可
その時は翳ってゐても公園のベンチにショーパンぢゃ熱かった
6
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つばす
帰宅時に豪雨にあいて濡れそぼつ 後30メートル家まで遠い
6
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つばす
窓開けて梅雨去り行きぬ朝ぼらけ 涼しげな風が庭に漂う
6
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つばす
熱帯夜くるくる回る扇風機 風をそっと寝床へ運べ
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つばす
子らいない砂場寂しき夏の午後 厳しき日射しミミズ干からぶ
6
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つばす
青空が茜に変わる一キロ泳 スローな時が流るる空間
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うすべに
夕立に うす絹まとう愛宕山 まつりばやしに雨音競う
9
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舞
角打ちのコップ酒へと浮かびくる吾が来し方の酔い苦き夜
9
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灰色猫
人という荷物を乗せた貿易船あなたがもしも奴隷だったら
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へし切
夏空に無くてはならぬ太陽に笑顔を向けてひまわりの花
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吉野 鮎
一莖の蓮華つぼみを解く音搔き消すほどを降る蟬時雨
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夕夏
つたわらぬつしまかんこうどうなのよごつごうしゅぎにきをつけようね
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