詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
花が咲く温室の中ぬくぬくと蜂も知らずに風にも散らず
11
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夢士
原発の基地の安全誰が知る神は語りぬ白根の噴火
22
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横井 信
しょうがない 遅くなったと 見上げれば ビルの隙間に 三日月覗く
12
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舞
雪積もる歩道を歩む老夫婦支えささえつ語りかたりつ
12
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林林
しんしんと雪を眺める子どもたち濡れた手袋ストーブの上
22
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林林
道の雪溶けても少女の雪だるま残っているよ一緒にいるよ
17
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林林
まっさらな雪に足跡つけるのは二人で一緒、いっせーのーせっ
16
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詠み人知らず
病しく窓とも知らずにやわ雪が覗きにおとない謝する昨晩
13
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詠み人知らず
ぼつぼつと雪が陽のしたねぶられて情けのない音たてて溶け行く
14
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詠み人知らず
執着と情念ですり寄る粘りけを吐く蜘蛛のいと払い奈落へ
11
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夢士
雪掻きて足腰のばす睦月あさ過ぎし歳月思い知らさる
20
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新座の迷い人
この雪で 転院話 出来なくて 雪解け待ちて 話すか悲し
10
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千野鶴子
雪の夜の柔らかさもつ静寂に思い出すのは君の腕の中
8
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横井 信
閉ざされた 窓の外には 暗い空 流れる風は 見知らぬ匂い
15
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蔓葵
とも千鳥ゆきげの雲にむせぶらむ涙みぞれと今日は降るなり
14
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石川順一
芝生にはキノコが生えてベンチでは少女が本を木にはカラスが
15
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夢士
童心に戻りて深夜初雪の道に残すや吾の足跡
19
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吉野 鮎
君臨するフリードリヒの夢の跡未完の城の地下水の音
12
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吉野 鮎
薄衣のゆるりすべりて汝の胸の波のうねりにたゆたふ白夜
20
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吉野 鮎
ひと夜さを昏れぬひかりに身をそめて汝に熔けゆきぬ薔薇香らせて
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