悠々のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
思い出の終わる扉のその先で生まれ変わって君と会いたい
26
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詠み人知らず
「アンタには負けた!」て言うたらもう少し可愛らし女て思てくれはる?
5
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庭鳥
空き待ちの個人タクシー連なれり人が少なし新橋の夜
2
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庭鳥
切腹か古銭どちらと迷ったが文銭最中祖母へと送る
3
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紫苑
すべて身に負う覚悟せし日のありて穏やかならぬみち選びおり
9
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羽
雑味なき純水のように生きたくて地図も海図も持たないふたり
15
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たんぽぽすずめ。
雪の乗る睫毛で見つむオニキスの目を閉じさせる までの静けさ
11
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粕春大君
鵲の来たりつ燕の去り行きつ飛蓬のごときわが身なりけり
7
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紫苑
「愛」てふ名をつけたしと吾に言ふも己が妻にはそを言はざりき
9
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水葉
月篭りの夜のぬばたま星々に昇る虫の音想い響ける
3
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ムラサキセロリ
言い訳を探してる。今から逃げてる。イエスタデイをうたって歌ってる。
3
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羽
夏空をつかみそこねた爪のなか残った青がこぼれて初秋
13
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羽
涙には戻らず咲いていてほしい秋海棠は野辺に散りゆく
8
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羽
待ちきれず素足になったつま先がひかりはずませ夏の入り口
36
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たんぽぽすずめ。
秋雨に昨日を終えた喜びを零すと見ゆる 雑草の花
11
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たんぽぽすずめ。
「パパやったはしれている」をいつ日かのための補助輪 心へしまふ
10
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たんぽぽすずめ。
沖海の深くに蒼い水であれ掬えば滲む 君の柔肌
11
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虹雲
合掌のかたちに一輪彼岸花野の片隅にも光は降りぬ
4
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紫苑
松葉牡丹残んの花を分け合ひて挵と小灰舌を伸ばせる
3
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ありぎりす
くよくよと昨日や今日を悩む癖 電柱の上カラスが嗤う
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