悠々のお気に入りの歌一覧
紫苑
秋時雨しろき空より 空の空 いっさいは空 逍遥と降る
6
もっと見る
紫苑
肯へぬ罪なればこそ堕つるときひとは哭くらむ死を裡に抱き
10
もっと見る
ありぎりす
良いことが三日も続く訳がない あかんべをして今は退却
3
もっと見る
紫苑
相身互い責めありければ捨つる捨てらるとは云はじ別れ来といふ
5
もっと見る
ありぎりす
寝不足がアルツハイマー引き起こす そんな知らせをうたた寝で聞く
6
もっと見る
虹雲
すきとほる天地見し夜のまどろみに想う人さがす夢をみてさむ
4
もっと見る
紫苑
隻脚の鳩の離陸はおぼつかずそを見送れる我が飛翔また
5
もっと見る
羽
コスモスは秋にこぼれた小宇宙さむさ静けさ肩に添わせて
18
もっと見る
たんぽぽすずめ。
立ち直るまでの五年は君が去り不毛の道を 耕していた
13
もっと見る
螢子
歪みなき磁器の世界に新しい風吹きたるや若き陶工
4
もっと見る
詠み人知らず
心中の女の龍を水晶に閉じ込めた場所「神明神社」
3
もっと見る
紫苑
今日もまた父にまみえる勇気なく時計の針は十時を過ぎる
9
もっと見る
詠み人知らず
信長が惚れて切らせた蘇鉄から堺の自由の血が噴く「妙国寺」
5
もっと見る
たんぽぽすずめ。
失敗を吐息で済ます時 人に優しくされたら 泣きたいのです
23
もっと見る
たんぽぽすずめ。
叶わないぐらいでずっと感じ合う初恋らしい二人で居よう
11
もっと見る
紫苑
絵に意味を持たすることの是非問わじ響き合いたりちひろと一茶
9
もっと見る
村木美月
秋晴れの穏やかな午後「もう限界。」とらわれすぎた夏を手放す
13
もっと見る
虹雲
さびしさの音やもしれぬ柿の種ぽりぽりと鳴りチュウハイを飲む
6
もっと見る
庭鳥
くちなわのやうなひとですほそながくとおくありてもめがつかまへる
3
もっと見る
庭鳥
半分の心で君を思ひつつ友人たちとつけ麺を食む
7
もっと見る
[1]
<<
1375
|
1376
|
1377
|
1378
|
1379
|
1380
|
1381
|
1382
|
1383
|
1384
|
1385
>>
[1399]