悠々のお気に入りの歌一覧
紫苑
土牢の灯りにねがふ皇子の魂ようらみをわすれ天に還りませ
14
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庭鳥
もぐらはね地下がおうちよ案内は地面の下が専門なのよ
3
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羽
含羞がひろがる胸の夕焼けにかすめとられる柿の実ひとつ
13
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虹雲
存分に孝養尽くせず父母よ朝夕お経の吾音霊となり
2
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浅草大将
雲の波かけたる月を空に見つやまとの風の満つる国原
7
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浅草大将
今宵こそ我が涙もて曇るべしかたみの月を君に贈らむ
9
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浅草大将
満ち足りたあの日の夜の輝きも別れて後の月を曇らせ
8
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浅草大将
さようなら残念ながらの橋の上ツキが欠けてる十三の夜
10
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紫苑
断ち切れぬ枷を容れつつ生きうるや問へど応へぬ十三夜月
9
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庭鳥
秋深し黄色く染まる葉を眺めバラードを聞くランチにひとり
4
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庭鳥
おじ様に睨まれるわよその髪はだからわたしが切ってあげるわ
5
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虹雲
つわぶきの道果てずして天に向かう登りゆくもの降りくるもの
4
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虹雲
野が捧ぐ黄色き灯明つわの花黄金の光り柔らかに降る
4
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海月琉珠
君のその驚く顔が好きなんだ だから私はホラ吹きでいる
1
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海月琉珠
純情なひとりとひとりの関係を濁すシャカイという不純物
1
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紫苑
バレッタをカチリと止めたはずなのに心がどこか綻びている
6
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海月琉珠
こんなにも空が高い秋の日には電波も入りやすい よし飛ぼう
2
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村木美月
あの人はずるい人だと反芻しようやく眠る明日のために
22
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浅草大将
風吹けば暮れゆく秋のあらし山もみぢ吹雪も冬の装ひか
7
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楓
紅葉の哲学の道歩いたら何か良い案浮かんできそう
3
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