悠々のお気に入りの歌一覧
水葉
ひやり切る鋭利な風が身にしみてとろけるほどのぬくもり恋し
5
もっと見る
浅草大将
飛ぶ鳥のあすかに立てよ八雲路へ今日は七瀬の淀に住むとも
8
もっと見る
キタハラ
内臓のひとつに赤い花が咲き侵食されてゆくような恋
32
もっと見る
少納言バッテラ
実家から 送られてきた海苔うますぎて 今宵は宴だ独りで宴だ
3
もっと見る
少納言バッテラ
はっけよい のこったのこったのこったぁ のこったのこったひたすら言うゲーム
1
もっと見る
水葉
つめたいね そういう君もつめたいね かじかむ指に絡む指先
6
もっと見る
海月琉珠
好きなもの好きな具合に料理して何が悪いの 黙ってお食べ
4
もっと見る
村木美月
木枯らしに心ちぎれていくがいい 一度こわれて戻っておいで
12
もっと見る
紫苑
小舟舫ふ吾を容れたまへ水の面風に靡ける葦の花影
13
もっと見る
林ユキ
きりん草 茂る枯れ野で逝く秋を 探して泣ゐてる風の迷ひ子
10
もっと見る
虹雲
明け方に来る人待ちし永瀬清子老いらくの恋よ落椿紅し
2
もっと見る
猿ノ丞狂介
キン玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする
4
もっと見る
紫苑
わが想ひあづけてしがなゆく川のたゆたひ謳うひくき旋律に
9
もっと見る
庭鳥
落ち込むわ見たい人にはなかなかに縁がなくってしみじみ泣ける
8
もっと見る
虹雲
白銀の月浮かべる宇宙虚空に浮かべる吾が夢の砂漠
1
もっと見る
村木美月
不用意に拾ってしまった哀しみを抱えたままで返せずにいる
19
もっと見る
楓
湯豆腐の鍋を囲んで話し込む冬のはじまり南禅寺にて
7
もっと見る
浅草大将
夜寒にはいよよ激しく吹き荒れよ身を焦がらしの恋の風こそ
13
もっと見る
海月琉珠
翼など要らぬ 私が欲しいのは揺らがず立てるガリバーの足
3
もっと見る
紫苑
くずおれるアスターの青 降り積もる白き眠りに調べは絶えぬ
13
もっと見る
[1]
<<
1358
|
1359
|
1360
|
1361
|
1362
|
1363
|
1364
|
1365
|
1366
|
1367
|
1368
>>
[1399]