ななかまどのお気に入りの歌一覧
横井 信
雨降りの予報で部屋に閉じこもる僕を呼び出す短いメール
10
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夢士
朝霧の晴れてきらきら木の葉散るコーヒーのかほり里山の庵
11
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名鈴
名も知らぬ 君を見初めし あの日より かはゆき仮名を 付けて囁く
10
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只野ハル
おかっぱの小二も健気に弦を弾くジュニアオケの第九清々し
7
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滝川昌之
霧深くヘッドライトはハイビーム対向車同士 会釈と下げて
14
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ながさき
題目に 勝るものなし この人生 今がその時 「まことの時」と
11
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横井 信
どんぐりの転がる山の入り口でひと息ついた僕のおしゃべり
7
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横井 信
葉の落ちた桜並木も晴れ渡り脱いだコートを抱えて歩く
11
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里香
病み上がり 寒さのつらくこたえしが 母のおかゆのいたく沁みいりぬ
29
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灰色猫
丑三つに怨みを込めて打ち付ける五寸の釘でキューピーちゃんを
7
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灰色猫
世間という冷えた刃物にぐっさりと背中を刺されでも歩きゃなか
10
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灰色猫
隙だらけに見えても隙がないなんだこのデブただ者じゃない
7
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灰色猫
君だっていつか萎れてしまうから等身大の押し花になろう
8
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灰色猫
皆さまが心に奥で感じてるそのしめやかな歌にふれたい
11
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名鈴
頬歪め 語る虚言 あぢきなし 素直なるこそ 幸ふ道なれ
8
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滝川昌之
着せたいと思った服は着たい服 親の「きたい」に子は着膨れる
17
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名鈴
夫に添ふて 家渡りすれば 凄気なり あやしき獣の 穴の際に立つ
7
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滝川昌之
日短かに夜目が利かぬと帰りゆく高鳴く百舌鳥の声ぞ哀しき
17
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うすべに
葉を散らすしぐれに濡れるべにの森 近づく冬が扉を閉める
8
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灰色猫
掴むから掴んでくれた君の手をいつでも離してしまえるように
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