悠々のお気に入りの歌一覧
まるたまる
道端に転がる枯葉みたい我風に吹かれて涙に濡れる
3
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紫苑
謎かけを解きつつ思ふいにしへのをみならもまたかく游びけむ
7
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庭鳥
手詰まりに押し潰されてあの人の声思い出すことすら辛い
3
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庭鳥
手詰まりがわたしの眠り食い荒らし心乱れてクマ鎮座する
2
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キタハラ
なにひとつ作れやしない手のひらを見つめて嘆くばかりの夜だ
8
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キタハラ
「道を踏みはずした」なんて言い訳だ ぜんぶ自分で選んだくせに
8
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キタハラ
おかしいな わたしはすでに死んだのに意識がずっと苦しんでいる
8
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少納言バッテラ
森の中 熊と出くわし死んだふり 10秒後にはふりじゃなくなる
5
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紫苑
生業を依るひと多からめされどなほ平和の礎われら忘るまじ
12
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まるたまる
己すら解らないのにましておや他人の事を解る由もない
7
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まるたまる
故郷の初冬の街は吾の事を両手で抱いてくれるだろか
3
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螢子
泣く女は嫌いだなんて言ふ君に泣かされている我の哀しみ
8
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螢子
後悔をするなら今やめておけそう言った君後悔してる
5
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浅草大将
あられ降る鹿島の杜の名に負へば鹿の子まだらに雪も積もりつ
4
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浅草大将
流るともなどか沈まむ泡沫の身にうき事は避くべくもなし
7
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紫苑
冬立つ日はかなしき歌の似合ふらし 君身を挺し友を救ふとや
9
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紫苑
後ろ髪なき女神おくること数知れず道化のうたをほろ苦く聴く
7
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海月琉珠
立ち位置を變へて現る虹を見て我が人影のてつぺんを見る
2
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まるたまる
携帯とテレビに己の身を任す退化しゆくを待つ長い午後
2
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まるたまる
ひとときの熱情の跡被いたる吾がブラウスの鈕嵌める君
2
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