コタローのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
夕映えて磯の香を背に濱木綿の眞白に浮かぶ晩夏の岬
16
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滝川昌之
足元に伸びない影と落ちる汗 路上誘導とけだす気力
16
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へし切
天に向け掲げた怒り胸をさく平和を祈る長崎の像
15
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可不可
暑くるしい蝉の声さへステーキ焼く音だったらな 肉食JK
8
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可不可
秋たつと目ざはりな日めくりにレンズで炎天あつめて燃やす
5
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可不可
桜貝ふたりの小指の爪かしら 拾っても拾っても片割づつ
9
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萱斎院
みじか夜の浮舟てらすかがり火に たぐふけぶりのゆくへも知らず
6
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萱斎院
夕顔のひらくけはひにたのめども まつもみじかき夏の夜の夢
8
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うすべに
夏の夜の宴のあとに月見草 朝日にしぼむ夢の行くさき
8
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うすべに
夕立のしずくに濡れてうつむいた 見上げてみればやっぱり笑顔
7
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舞
時計台木洩れ日さやか立秋の暦に似合う札幌の夏
6
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舞
蜻蛉の網戸にひとり雨宿りまだこれからと吾れを励まし
8
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吉野 鮎
この星を經めぐりて觀る人のゐて見上げる夜空宇宙船ひかる
15
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リクシアナ
五センチを上げた車窓の草いきれ故郷うるはし過疎となれども
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へし切
アリランの歌も哀しい この道は 思へば遠きいつか来た道
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恣翁
母在りし 二階の居間は 昼過ぎも冷えて 樟脳いつも匂ひき
15
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つばす
ピストルの音で飛び込み前を行く 相手追い抜くもブービーだなんて
3
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恣翁
古井戸の底から 夜は湧き出でて 辺りを闇に浸潤しつらむ
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詠み人知らず
きっかけは時差で聞こえる遠花火哀しみだけが想い出の町
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詠み人知らず
美しく愉しく美味しいすぐ其処に「有り難い」を忘れた僕ら
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