石川順一のお気に入りの歌一覧
コタロー
松手入れ漢がハサミバッサリと枝が落ちゆく構はず落とす
7
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コタロー
七月のボール遊びの幼女たち只それだけではしやいで笑ふ
10
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千映
芋餅に「懐かしいね」と箸すすむ母の時代のおやつの一つ
15
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中野美雄
きみをおもふ我が恋心 絶ゆるなく大海を寄せ切岸に轟く
6
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詠み人知らず
甘酸っぱい薄紅色のカーテンは新生姜よりも少しやさしくて
4
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ながさき
「功徳」とは悪を滅して(功)善を生む(徳) 自身の変化 周囲を変へる
21
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中野美雄
きみを恋ふるこころはたえず轟けり海はらを寄せ切岸に砕け
7
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詠み人知らず
上がるより難しい階段下がり も一度擦れていない頃へと
4
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大獏
闇の中 掻きむしる胸の苦しみはひかる術を知らぬ地蟲のごと
7
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安井シンゴ
朝ごとに何時に帰ると妻訊きて昨日ぐらいと応えしわれは
7
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安井シンゴ
都会では星少なくて梅雨夜空名前も判らずただ輝けり
6
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へし切
大雨に降らねば水の気にかかり降れば降るとてはや送り梅雨
27
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人三昧
歪みたる 水平線や 夏の果て 海鳥騒ぎ 白砂の鳴く
9
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詠み人知らず
芍藥の花 白羽の降り積もる 木陰に搖れし 蝶の溜め息
10
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ケンタロウ
スーパーで 熟したメロン 買ってきた 果汁溢れて 思わず笑顔
5
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あぽろ。
煙草吸い 十六夜の月に 君想う 煙散り行き 落ちる灯火
3
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関山里桜
「好き」イコール「マイナス嫌い」ではないとやっと気づいた十七の夏
7
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コーヤ
ペダル漕ぎ朝の川沿い出迎えは水面より来る冷風シャワー
17
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コーヤ
鳳仙花熟した果実とびちって幸せ探しの旅に出かける
21
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中野美雄
蛍袋の夕べ降り出づる五月雨にほの耀へば逝きひと思ほゆ
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