石川順一のお気に入りの歌一覧
まあさ
列島を 駆け抜けていった 台風の 爪痕の上に 梅雨前線
21
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あゆか
陽を受けて雲がピンクに染まりだす雨の上がった山の七月
14
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三蛙
いざというときにあなたはなれますか仕事をこなすプロのマシンに
3
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秋日好
指先が冷える妻には片腕を貸しつつ接客している夫
13
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山崎ふゆ彦
故郷と思ひ定めし街歩むこみ上げる思ひ聞く人のなくに
5
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kingface
夏が来ば床几を出だし皆掛けて星眺めましすいか食みつつ
5
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士心
某国の君の背中に刻まれし・・・に我は関せず
3
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さへき さうじん
燃料の残を気にかけ車往く ちと生温き風を受けつつ
4
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士心
名を刻むことの意味など知らぬまま 君の腕の永遠の我が名
3
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秋日好
大蛇とう二つ名を持つ斐伊川も江の川も護られてあれ
18
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詠み人知らず
鎭魂の櫻の若木に手を伸ばす 薄紅ならざる雨花濡れる
8
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藍子
空梅雨で田んぼの稲が困ってる天気予報は今日も晴天
19
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夢栗英治
海辺にて 腕にまみれた 血と涙 透かして見よ 反省の色
4
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夢栗英治
乳色の血を流す少年の精子は赤色であったかい
3
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夢栗英治
「お姉さん カメラが壊れて しまったよ」「撮りすぎです 私の下着」
3
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中野美雄
切岸にゆふなみ響動みなるなへに海はらの果ては燃えたちにける
6
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まろ
夜に咲く月下美人の気高さよ心を癒す女神とならん
10
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へし切
亡き人を偲ぶ思ひのつよければ自ずと見える夢のきざはし
24
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さへき さうじん
勤め先ドレスコードが強まりてTシャツのみはNGとなれり
5
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詠み人知らず
透き通る井戸の底から手招きすいつぞやの猫に誘われるままに
5
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