桃山のお気に入りの歌一覧
萱斎院
木の葉しく往ぬあともなきわが宿の わびまぎらはす初霜の朝
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水紫
昼休み携帯開けば結果出る自分のナンバーあること願う
5
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わかばみち
温かだ問題の担任不在の日平和な空気ほっと息つく
5
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橘
久々のヒノキのお風呂で四肢伸ばし家族癒して癒されもする
6
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音弥
遥かなる無窮の宙の彼方へと任務おび翔ぶ無機質の鳥
22
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恣翁
裏山の松の葉 清けき望月の光を砕く 霜月の尽
10
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ななかまど
そらにみつ大和の国の御仏に白鳳人の祈りを想う
12
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名鈴
わが魂の 憧れ出でて 松虫の 形となりて 打ち縋るめり
9
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ななかまど
会津野の猫が駅長する駅でラーメン待てば冬日短し
7
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橘
とりあえず一息ついてお茶にするフランス窓の外は曇天
9
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音弥
踏みもせず無事通過せる犬のフン運はこれにて使い果たした
5
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わかばみち
真夜中に料理をし出す夫の背マスクしながら咳き込みながら
4
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わかばみち
緩やかに解き放たれる夏の酔い素直な心おもてに出でる
7
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わかばみち
その人も事情があると知る昼餉凍った心グラリと動く
3
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わかばみち
人として女性として君の目に映る私に救われる秋
3
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わかばみち
知らぬふり傷ついた人がいるのに笑いさざめく職場の昼
8
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わかばみち
他人から心配される夢を見るポーカーフェイス弱み見せれず
4
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わかばみち
父母と飲みくらべする幸せはビールの懸賞キリンのおかげ
4
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わかばみち
仕事空き我の価値をも減るような宙ぶらりん秋の夕暮れ
5
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わかばみち
覚悟なく弱くてずるい我の性気づいた日からずっと苦しい
5
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