さいおんのお気に入りの歌一覧
助平小町
想い出の学舎遠く離れてはふと立ち止まる時の空蝉
2
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灰色猫
一輪の花もつけないトマトでも守りたいのが愛なんだろう
6
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名鈴
立てる松 狭きくら谷 根を延へて 水脈の源 すでに行き着く
10
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夕夏
こうさするすきまをとおしかいわするたがいにみえぬあなたとわたし
4
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ryotak
重ねあひて、見しやそれとは分くほどに、影かくれにし蝕の月かな
8
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名鈴
物思ふ 雨の晴れ間に 胸開きて 橘薫る 風渡りけり
10
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みっさん
逆巻ける荒波もあり凪もありショパンのバラードに聞き入るかな
5
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音弥
脈絡もなく思い出すアクターの近況を見れば「引退」の文字
10
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芳賀理音
世渡りは海月のようにふわふわと融通無碍に浮かぶ賢さ
4
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雨夜
五月雨に雲は滑りて横たはる 街は鋼鐵 大鴉は鋼鐵
8
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滝川昌之
ゴッホには届かないけど夏空に描けと蒔いたヒマワリの種
22
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灰色猫
五月雨のすべての粒を虹色に彩るために時をとめたい
10
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名鈴
思ひ寝に 山ほととぎす 聞くほどに おぼつかなかる 朝は来にけり
34
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名鈴
塞き難き 思ひ迸る 汝が胸に 乱るる髪ぞ えしも飾らぬ
8
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名鈴
葦垣の 君に間近く 添ひ居らる これに勝れる 由こそ無けれ
9
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みっさん
蒔きもせず植ゑもせずにや庭の隅赤紫の花現れ出づ
5
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名鈴
高きねを 伏し拝むべし 吹く風に いと有り難き かねごとぞ聞く
12
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ななかまど
八重に咲く牡丹散りしく花ござを見尽くすほどに深みゆく空
11
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雨夜
五月闇くらき木蔭に微笑ぬ守宮はまぶた閉づることなく
11
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雨夜
紫陽花は雨にかがよふ五月闇おもひ傾れおもひ崩れなほ
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