幸子のお気に入りの歌一覧
ひよこ豆
ガタガタと家を揺さぶる風の音 不安かき消す子からの電話
19
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石川順一
刈られ行く豊かな草原思いやる秋の虫の音今日も聞けるが
20
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御崎 耕
尊敬と軽蔑 おいてゆく父の「さみしくなるな」はまじりけもなく
21
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石川順一
溶けて行くダリの時計にときめきを感じる女子はどれだけ居るか
18
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夢士
次々と畑地にマンション立ち並び虫の音減りて増える子の声
8
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夢士
荒れ狂ふ野分の中で右左土手に咲く花強しコスモス
13
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千映
気のせいと笑うあなたがいることを知っても効果あるのよ青汁
12
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詠み人知らず
カイカイになってる犬の湿疹に抗菌水をスプレーし拭う
4
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詠み人知らず
妖あやし夏の名残りを朱に染めて凌霄花の花落つ夕べ
19
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灰色猫
歌声をなくしてしまったカナリアの涙のような星空でした
23
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灰色猫
真実はただそれだけで美しく不滅なんだと歌っておくれ
22
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灰色猫
苦悶する歯軋りをする魂が歌になるまで信じてやるのさ
20
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灰色猫
いつまでも風に吹かれるその歌の問いの答えは風のままです
21
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灰色猫
父親が残した庭の棕櫚の木は威風堂々折れずに耐えた
29
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詠み人知らず
かみさまと人の両方を惹き付けて独創的且つ社会的なもの
6
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千映
編み込んだ髪後ろから見たならば「いくつに見える」道端会話
11
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滝川昌之
振り切れるタコメーターとなり土手で台風耐える華奢なコスモス
27
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可不可
進路から外れて首都は上陸とか直撃とか横ならび中継
9
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ななかまど
磐梯の山しずかなり雲つくる影ゆるやかに湖面なでゆく
11
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コタロー
秋の夜本のタワーを片附ける枕の横に歌集も置ゐて
8
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