さなせそのお気に入りの歌一覧
対空
鉄塔の背をいっさんに駆け上がる月往く船の帆に歌う風
7
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銀ねず
明日からの逃避エリアが家だけになるのだ、それも大人のおんな
7
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只野ハル
曇り日の憂鬱を引きずり歩を運ぶ先に変わり映えせぬ街
4
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只野ハル
どこに行きたいのだろう何をしたいのだろう寂しくてわからない
8
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日向ひな
あの人を一番知ってる人でいたい別に愛されなくていいから
7
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銀ねず
小雨ふる帰り道には涙だか雨だか分かんない女ひとり
6
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対空
バベルを未だ覚えてゐる建築現場で咽喉掻き毟る遺伝子
3
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対空
少女抱く女の背中で腐りゆく骨をも攫ひ風の拔錨
6
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只野ハル
壊れたブレーキを修理せぬまま下り坂を行くような生活
2
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鹿男あほでよし
ニドランにオスとメスとがあるように僕と彼女はちがう生き物
6
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対空
白熱灯は橙に吾を鋳抜きたる路に倒る孤独重し
4
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対空
神を手放し東京ににんげんの子らの遊ぶ時代来て家路
1
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詠み人知らず
つり革を二つにぎってしまうほどこらえています 今ひとりです
20
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詠み人知らず
鈴木とは匿名 きっとイチローはイチローとして死んでいくのだ
5
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シュンイチ
ピカソにも「青の時代」はありました 過ぎ去ったのは僕だけですか
10
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詠み人知らず
夕焼けにまみれて僕らいつまでも不幸だなんておもわなかった
6
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垂々
(クツベラも砥げば凶器になるかしら?)編上げ靴にただ白い昼
16
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薫智
野良猫が気持ち良さげに眠ってちょっと撫でたら舌が出てきた
7
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対空
闇はふいに大腿に赤く迫り来て憎悪もて少女立つ駅
6
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鹿男あほでよし
さびしいというほどじゃなく さみしいというほどじゃなく ほんのりいたい
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