千草のお気に入りの歌一覧
鵺吉
人はみな大蛇の如く動きけり 止まることすら許さぬ新宿
10
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紹益
もう二度と 出してはならぬ 戦没者 平和の塔に 誓い新たに
23
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恣翁
横柄なくせに わづかな風にさへ 震へ慄く君のプライド
64
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遠井 海
「ぷりきゅあになれますように」昨年はアンパンマンになりたかった子
2
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紹益
梅雨空に 空しくひびく 遊説の 空疎な言葉 聞く人もなし
15
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小林道憲
鳥啼かず 人も語らぬ蒸し暑さ 風さえ止まる梅雨時のこと
16
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恣翁
寝台に腰掛け 煙草吹かしつつ 雨に煙れる沖を望めり
26
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inosann
怠け者の己が己を叱咤するやる気が地を這う如き一日に
13
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たんぽぽすずめ。
指切りをつかの間交わし星屑の涙の満ちる天の川かな
17
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恣翁
炭酸の細かな泡を透かすがに 景色はぼんやり緑に烟る
26
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inosann
愛妻の寝息かきけす雨音と秒針響く眠れぬ夜に
14
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詠み人知らず
棄てられたマネキンたちが見上げれば 蒼い月から光が届く
12
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春咲
道を行く 君のかたはら 吾でなくば 時も息吹くも 忘れ止まらむ
10
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恣翁
峰々は残照浴びて その起伏 幽かに明く車窓に流る
39
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舞
何時の日か長き独り夜唇に人の名を問う苦しみを知る
8
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詠み人知らず
悔いはなし 後は涅槃の 御仁には 孤独新聞 配達します
10
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遠井 海
顔のない慎みのない空間で飛び回ってる氏ね氏ねの文字
9
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舞
地下鉄の階段あゆむ今日もまた一歩一歩と一歩一歩と
6
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光源氏
流れゆく錦の春のぬきもなく寝覚の袖の残る花妻
11
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詠み人知らず
幾たびも揺るぐ小舟を漕ぎながらたどり着きたる君の面影
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