幸子のお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
むしのこゑ集く眞夜更け蒼空の西に缺けゆく月の妖かし
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詠み人知らず
心地良きまどろみに落つ 髪撫づる君の指の魔法にかかれば
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滝川昌之
道草の昨夜野分に倒れても陽に向かい立つ意地の強さよ
29
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葱りんと
我々が 光を求める 訳を知る 毛無の猿の 無力なことよ
11
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詠み人知らず
宿業の女に生まれた焔らは華を嘲り正邪を溶かす
7
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詠み人知らず
だいじょうぶ良く出来てたよ頑張ったそう言われたい子供のままで
11
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コタロー
誰も居ぬ夜の公園靜けさに遊具で遊ぶ蟲の鳴き聲
7
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可不可
めくれたり張りついたり頭きた 見たい奴には見せとけ スカート
10
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雪柊
うら若き水着の乙女が「マジうまい」プールサイドは爛熟の午後
10
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雪柊
大戦の番組減りし夏の夜吾子に添い寝し惨禍伝える
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ななかまど
ボールなる洗剤ひょいと投げ入れてスティックなる珈琲も妻
6
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詠み人知らず
夢ひとひ降っては沈み浮き混ざる眩惑の渦に生きている我
8
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恣翁
通り雨に 耳傾けつ石置くに 秋の日 いつか暮れにけるらむ
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石川順一
グラウンド整備道具が三カ所に分散して居る何時の間にやら
16
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石川順一
右手首大きな大きな刺され跡長袖を着ず長ズボン穿かず
11
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石川順一
薄髭に剃刀立てて微かにも傷が出来れば気分のわろし
11
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夢士
二歳児の訪ね来たりて吾の時間孫守りと消ゆ老翁の休日
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詠み人知らず
苛められひねたネジバナ可憐さを淡く桃色に螺旋で咲かせる
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詠み人知らず
作者自身何も意図していない場合どう読まれてもニヤニヤで良い
8
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工藤吉生
左肩にかけてたカバンを右肩にかけてパラレルワールドみたい
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