石川順一のお気に入りの歌一覧
朔夜
後ろ向きタラタ歩きつよそ見して早苗さざ波眺め涼めよ
3
もっと見る
黒檀
かけうどんトッピングなき平凡が腹に染み込む味のある人生
4
もっと見る
ヒラヤノリコ
楽なのか不自由なのかネット世界上手く歩いていきたい闇も
3
もっと見る
夢士
遠雷の声聞き歩く昼下がりここまでおいで一雨おくれ
16
もっと見る
ユキ
見つければ 胸が躍った 脱け殻を 大人の僕は 踏み潰して行く
6
もっと見る
三蛙
いまはもう自分のものでない君がいまさらくれる健全な熱
4
もっと見る
たみお
つまらない ことは止めよう 意気地なし 意地を張らずに 僕のかいなへ
4
もっと見る
灰色猫
その崖の奇跡の花の香嗅げば幾多のたましい歌になるらし
18
もっと見る
灰色猫
己が死の訃報手にして立ち尽くす友は何人いるのだろうか
18
もっと見る
灰色猫
梔子の香りはきっとましろなる真昼に浮かぶ月の香りに
15
もっと見る
灰色猫
ねえぷりんふるふるぷりんやわらかく君は僕らを優しくするね
17
もっと見る
灰色猫
笹竹の清か香りに包まれて愚者はひととき賢者を生きる
18
もっと見る
び わ
健康を考え妻は調理する「野菜食べて」と五四年も
5
もっと見る
桜枝巧
霧雨に似た優しさは持てなくてせめて桃だけ丁寧に切る
7
もっと見る
桜枝巧
青に溶ける君は「好きだ」と言い、僕は砂浜にただ足を沈めた
5
もっと見る
中野美雄
しののめに蝉鳴き初めて槿花 咲き出づるかも弥つぎつぎに
7
もっと見る
中野美雄
山陰を出づる朝日にきらめきて寄せ響動もせる切岸の波
7
もっと見る
舞
蝉鳴けよ短かひと夏みじか世をいたずらに生く我を悼みて
11
もっと見る
黒檀
湯に溶ける我の想いを知りうるか胸の谷間を漂う紅葉
7
もっと見る
ふじこ
ゆらゆらと揺らめく景色は蜃気楼うつる景色は真か夢か
7
もっと見る
[1]
<<
1265
|
1266
|
1267
|
1268
|
1269
|
1270
|
1271
|
1272
|
1273
|
1274
|
1275
>>
[2319]