ほの香のお気に入りの歌一覧
朝がお
空白の余韻のソナタまばゆくて墨輪ぞしとに波紋ゆらめく
4
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詠み人知らず
病室の満ち足りた顔の患者らを 見舞う家族のこわばった笑み
10
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へし切
震災の悲しき記憶忘れじと慰霊の明かり神戸に灯る
10
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みやこうまし
幼子の歌いて踊る番組を共に見るやら認知の妻と
8
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inosann
平静をよそおう如く小波の駿河の海は今日も輝く
10
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へし切
我が妻は「幸せの枝」と名にし負ば 命削りて其を子らに分く
19
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浅草大将
この夜の底にも生くる人あるを我にさとすか汽笛とほ鳴る
13
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朝がお
江戸の文解読終えて海わたる一千文字の祇園と京祭り
5
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みやこうまし
山茶花の小春日和に赤々と陽光貰いて咲き初めしかな
8
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河のほとり
寂しさを残して過ぐる木枯らしはせめて紅葉を吹きな散らしそ
12
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inosann
実るほど葉は枯れ落ちる柿の木は今年もしっかり結果を残す
12
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紫苑
ふる三年ときとところを隔てつつ詠みこし歌ゆあひきこえ編む
11
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へし切
西見れば 一番星の輝きて 冬の夜空に月と戯る
27
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みやこうまし
色混ぜし山の紅葉の日に照りて裾野に描く秋の曼荼羅
16
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詠み人知らず
堂々と吾に纏いつく不安の実 ふくれて朽ちて種さえ残す
21
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河のほとり
もみぢにも露にも換ふる身ともがな夢のこの世のまよひばかりに
8
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イマココ
真夜中に 目覚めて気付いた満月に 敬虔といふ想ひ知るなり
6
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もなca
祈りにも叫びにもなる旋律に神の音色が舞い降りてくる
12
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光源氏
もみぢ葉に迷ひ心を合はすらむ明月院の露のゆふぐれ
16
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inosann
この雲のようにとかつて思いしか空まっぷたつに分けし如くに
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