石川順一のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
魯山人 暮らしより生みし温もり遺し夜の帷を下ろす
3
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千映
もう少しまともなテレビ番組に知りたいことが流れて来ない
10
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ケンタロウ
草みどり あたり一面 はえ茂り ふく風の色 清い青なり
6
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大野 冨士子
薬罐には冷えた麦茶の夏休み 眩しい庭と 薄暗い居間
116
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滝川昌之
リズムよく中庭芝の 散水機 秒針代わりに聞く昼下がり
23
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inosann
医師として生涯現役つらぬいた貴方の行きかた仰ぎ見るなり
17
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己利善慮鬼
心白く灯火の人もなき夏は祭り囃子の夕凪の影
4
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己利善慮鬼
そら一つ明日には知らぬ花束をひとり手に取る夏の夜の夢
4
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ふじこ
誰が為と言えぬものなり人生はただ己が為と精進あるのみ
10
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山本菜月
たゆたう夜ソーダの泡は青に消え私は夜のさざ波を聞く
4
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山本菜月
赤き帯ゆらゆら揺らし舞う金魚祭りですくったこの子は天女
3
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ななかまど
紫にたわわに実るブルーベリーヒヨドリ鳴いて恵みを分かつ
6
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詠み人知らず
蒸し暑い 夏の一夜に 背も凍る 風物詩見 風鈴びくつく
4
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コタロー
占ひの館で貰ひし痩せ藥夢の中にて飮んでみるかな
7
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コタロー
給料日まで喰ひ繫ぐ大切なお金が二册の本と變はりぬ
9
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さへき さうじん
灼熱の地獄となるは避けたれど 夜の暑さは相も変はらで
4
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コタロー
軒下に大きな蜘蛛の圍が張られブチつと切つて蜘蛛は殺さず
5
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コタロー
懷かしき昭和の頃はテレビ觀て映り惡けりやチョップで直る
11
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コタロー
トラ猫が夜中にニャーと餌ねだる無視してをれば花を食ひけり
6
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むらさか
死んでいるうちに来世を決めておく色即是空空即是色
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