石川順一のお気に入りの歌一覧
千映
玄関の脇に置きたる雪掻きの道具暑さに戸惑いている
8
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千映
野鳩さえ暑さにきっと耐え切れず動かぬ姿側溝にある
9
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高松 蓮
夕日浴び 凪ぐ商店街 どこからか 漂う飯の香 なぜか懐かし
5
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中野美雄
父とつくりし庭に帰らむといたみにたへ放射線治療に励みたまふ母は
11
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大野 冨士子
アテにした白菜漬がブチ美味い マスター飯と 味噌汁ちょうだい
35
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中野美雄
母を見舞ふと 身の病押し 来し弟 命わけたしと言ひたまへば音に泣く
10
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蔓葵
きのくにやふみの林をみくまののいにしへよりの道を尋ねて
4
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ななかまど
山の端に入道雲がわきあがる山にこがれた若き日の空
9
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君丸
咲いた火を 思いに焼くも 消えていく まためぐる事 また始まって
10
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只野ハル
病院の外に出た拾度以上の温度差がじわっと迫って来る
11
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葱りんと
今を咲く 花びら齧られ 破れ傘 今年の虫は 美を愛してる
7
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夕夏
しることでわすれることができるってまちがいじゃないあなたのことも
5
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夢現
仕事変え 全てをリセット したつもり つもりがなぜに 乱れは心
3
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夢現
愛しているよ あなたのことを 体はいらない 心が欲しい
3
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鰹鯨
ピリピリと舌につく金ピーの夜 ヒールの音は豚の蹄か
3
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夕夏
はなめぐるちょうのまいいっしゅんにしてみうしなうほどかんきゅうじざい
2
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kingface
行き交ひぬ辛き相せし幼な子の思ひ詰むらし顔や消えざる
3
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さへき さうじん
マスコミは松居と上西 金輪際取り挙ぐべからず 調子づくのみ
4
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詠み人知らず
涼しさをちりんと運ぶ風鈴に 合わせて揺れる 金魚玉の尾
16
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夢士
待宵の花に会わむと早朝の路を急ぎてペダル踏み行く
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