幸子のお気に入りの歌一覧
千映
老健にいる母の仕事持ち込んだタオルケットの糸くずを切る
11
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KEN
ともに鳴きつがひの夏鳥發つ音に茅の穗搖れる忘れ水かな
22
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新座の迷い人
我が妻と 永久の別れは 何時の日か 毎日通う 辛き心で
14
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千映
ハリマオをハリマゴという小母さんの夫婦喧嘩の賑やかな過去
8
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灰色猫
守るべき家族のために銃を取る一兵卒に神の許しを
23
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滝川昌之
アルバムの父が持ち上げ風呂敷のマントで飛んでるパーマンの俺
26
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詠み人知らず
青つくり高行く空を一筋に御山が呼べば鳥遊び来る
10
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詠み人知らず
時雨きてなおなお妖し朱に染まる凌霄花の夏の夜の夢
22
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石川順一
薄緑のジャンボジェット機飛んで行く下降上昇そして安定
13
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ななかまど
天災に打ちひしがれし北の地の寄り添うような風になりたい
10
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詠み人知らず
わずらっているうちの一つ解離性、つまりフアフア、一致しないの
8
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詠み人知らず
小窓へと月は光を寄せるでしょう詩を待つときを過ごす友だと
16
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可不可
ハイヒール 忍び寄るには不利だけど 獲物つかまへるまでカウントダウン
7
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秋日好
重陽に小菊が振り撒く黄金をきみの目覚めの枕元へと
20
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へし切
たびたびに避らぬ災害 悲しきに まこと小さきこの国なれば
26
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KEN
雨滲み濁るあかねのしののめに川面かすめる鵟の一羽
17
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詠み人知らず
音を聴けば 日は傾きて 寂しかる素秋の風の 吹き渡るなり
21
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詠み人知らず
朝食のスクランブルにと割る卵 いいことありそう 黄身がふたごだ
15
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詠み人知らず
議論など どこまで行っても平行線 自説曲げない学者集えば
14
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詠み人知らず
あわあわと対処に追はれ 萎ゆるとも 被災地現場の辛さに比せば
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