ほの香のお気に入りの歌一覧
光源氏
短冊に錦のかかる曼珠院枯山水に彩り添へて
8
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朝がお
日に青く月に漆黒 明なりはまどにあかりを照らしたまわり
5
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みやこうまし
木枯らしの御所の砂利道銀杏葉のくるくる舞いて黄金の輪作る
13
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光源氏
篝火に浮かぶ錦の色も香も今宵かぎりの夢と知るらむ
10
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詠み人知らず
柿の実の籠にあふるる橙の冷えたる厨をほっと温める
11
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光源氏
いたづらに思ひめぐらす長き夜の情けの文は心くるしき
7
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芳立
うたがひの霧なほ晴れずこの身さへつひに成るべき道とこそ聞け
12
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詠み人知らず
冬はもう気配を越した現実の すべての彩を奪い去ってく
14
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inosann
会話なきフリーターの子と定年を控えし吾の 混迷の時代
16
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横雲
世の中のかなしき事を菊の辺におもかはりせぬイマジンの詞
2
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紫苑
名を入れし湯のみ茶碗はなみかぜの四年をかけて対うしなひぬ
20
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日向猫
うつむいてはにかむようなシクラメン思いのほかに強い決意で
18
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inosann
気持ち的「のっぺらぼう」の顔になり全て否定のお客に接し
14
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朝がお
あめつちと いろはの歌を偲びつつ過人のうれい今宵知りぬる
12
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光源氏
いまはただ文を殘する夢枕涙に暮るる鳥羽の玉水
7
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へし切
男子には生まれ持ちたる責の在り家族養ふ己が一分
11
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へし切
愛してる口には出せぬこの言葉僕らの時代黙して惚れる
13
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inosann
西に向け車走らす沿線の電線までもが茜に輝く
12
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朝がお
路地裏の細き砂道掃き清め千鳥文様君は見しかと
4
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祐鈴
それを言う母を疎みし我も今、「作ってくれるだけでしあわせ。」
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