秋日好のお気に入りの歌一覧
林林
野の花に しゃがみて初めて気がついた名は知らねども可憐に健気に
20
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すばる
一時間かけたメイクもすっぴんが好きと言われて複雑気分
27
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林林
横風に煽られ降りし雀の子向きを直してまた飛び立ちぬ
33
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詠み人知らず
誰だって人に言えない隠し事ひとつやふたつ心の奥に
22
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みなま
雨多き初夏の庭 満開のバラうなだれぬ頭おもくして
10
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夢士
野に在りて小さき花の名をたずね可憐な花に心をよせる
21
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へし切
風そよぐはつ夏の空なほ青く若葉輝き生気の満つる
31
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みなま
焼け焦げのトースト半分いぬの腹に残りは雀のめぐみとなせり
13
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詠み人知らず
硝子戸に体当たりした子雀はショックの余り暫し固まる
18
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みなま
何をしても上手く出来ない昼食のバナナシェイクも茶色く錆びる
12
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林林
雲多き夜空に輝く星ひとつ心静かに祈りと願い
16
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へし切
ひもすがら卯の花腐し窓の外あやなしとのみながめ暮らさむ
27
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詠み人知らず
僕の名も顔も忘れた母になりあなたは誰と今朝も言われる
20
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ミミンガ
ドロドロの子の靴洗い思い出す生まれた時は8センチだった
15
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光源氏
白百合を君の思ひになずらへばいとど袖のみ濡れにけるかな
16
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芳立
乙女らのすがたとどめよあやめ草はやき風ふく池のほとりに
12
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穂浪
「手伝って」その一言がいえなくて少し哀しい主婦のプライド
16
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風花
気力まで吸い取られ行く白き部屋彩り満たさむ君運ぶ花
21
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三介
音楽にのることさえもできやしない僕が見ている僕が僕を
1
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月虹
日曜の朝の列車はゆっくりと朝日を乗せて駅を離れる
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