秋日好のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
思い出に縋ってみても現実を知ればそこから卒業できる
13
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へし切
心とはうらはらに出づ愚痴ひとつ老いは哀しや吾が身を厭ふ
21
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詠伝
偶然では会えそうもない距離があり今なら君を口説けそうです
15
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林林
金曜の三日月の夜になりました。ジャスミンティーをお持ちしました。
15
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夢士
野の花の小さき花壇いろを愛で蝶とび来たり彩り添えむ
15
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詠み人知らず
おかわりをせぬようになりお茶碗も年老いて見ゆ父の夕餉よ
18
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詠み人知らず
苔のむす石灯籠がつらなりぬ松の枝葉のかげる参道
21
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由縁
蝶々のかたちの永久を祈るのだ 検査する子の尊き甲状腺
9
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美津村
ひとつ湯舟に浸かるも久しき妻と吾「極楽 極楽」共に老いたり
16
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美津村
湯けむりの中に朧に咲く椿ひとつふたつは湯の上に浮く
14
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ながさき
悲しみは 優しさになる。悩むほど 智恵は生まれる。この世で生きる。
20
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千映
君子蘭昨年よりも花の数一本増えたただそれだけど
3
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都詩
棚に並ぶ小さな容器に売られいて闘魚は優雅にヒレを広げる
20
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詠み人知らず
いよいよにトリプルアクセル観られるよ真央ちゃんが出るフィギュアスケート
13
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紫苑
ものいはぬ人のよこがほエオリアンハープはあかき糸をつむぎぬ
11
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恣翁
種子吐けば 甘き香残る一対の桜桃に 喉癒やしたりけり
23
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まぽりん
風吹けば水面をはしる朝霧にあらはれ消ゆる由布院の街
25
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詠み人知らず
メモ帳に自分で書いたあせるなを開いては見る闘病の日々
24
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芳立
走り梅雨むかしの音をおぼえつつただいたづらに夜を過ぐせる
8
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もり
再会に今の貴方がしあわせと我は選ばぬネクタイにみる
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