秋日好のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
五月雨のふる江にあさる白鷺の羽のこぼれやおもだかの花
8
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浅草大将
われ舟の我もこぎとのかひあればのりの大うみ何迷ふらむ
8
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ゐわむら
瞬間の速さが求まる微分でさ、今を留めておきたいのだけど。
6
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まぽりん
ひきかへし五月雨そそく東屋に調ぶる琴の音さへ添ひけり
24
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村上 喬
星々が静かにささやく野際にて笹の葉先に蛍舞いおり
32
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矢車菊
「忙しい」そのひとことがぼくらからすべてを奪ってしまう気がする
10
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ながさき
彼の人の 妹との別れ 哀しみを せつせつ綴る 慟哭のうた
18
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矢車菊
雨の夜過去と未来を聞き分けるぼくは未来を選びとるだらう
7
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矢車菊
大人には見えぬ何かがあるやうに子は振り向きぬ手を引かれつつ
20
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矢車菊
一歩ずつきみの世界へ近づいてゆける気がしたワルツのリズム
13
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矢車菊
制服に明日のひかりを仕舞ふやうにしのばせてゐる白きハンカチ
24
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千映
不真面目が服着ているような吾なれど益々友の増えるこの頃
11
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詠み人知らず
矢を射れば恋が実るかキューピッド的をねらえど届かぬようで
14
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詠み人知らず
凛という言の葉があう君がいる雨が降れどもあじさいの華
17
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恣翁
温室に入れば 椰子の重たげな葉に 熱帯の媚臭襲ひぬ
19
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舞
解き交わす夢に目覚める夜半の月せめて伽せよ憂き独り寝に
23
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詠み人知らず
悩みぬき悟った答えが脳天気何とかなるさ明日は晴れる
25
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林林
草引けばどこまで続くこの根っこ茎や葉の何倍も長くて
14
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林林
澄んだ海 恐竜居そうな原生林 島よ自然のためだけにあれ
13
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林林
島に着く「呪われそう」と息子言う戦の爪痕感じ知る時
13
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