こるちぞうのお気に入りの歌一覧
横井 信
川音を聞いて歩けばヒヨドリの花を巡りて夕陽に染まる
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灰色猫
生まれたら仏像でしたひたすらに謙虚に生きた罰なんだろう
11
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灰色猫
戦場のラインを越える越えるとき越えてしまったときのぬかるみ
12
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滝川昌之
微炭酸ほどの刺激の花風にスプリングコート出会い招けよ
17
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鞘森天十里
届きたる松阪牛の包み開け牛の名書かれたるを見て苦し
8
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うすべに
さそわれて寝起きの蟻がそろそろと 土筆の先であたり見まわす
14
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千葉 甫
空港へ下る機影のゆっくりとよぎった後の窓の空白
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かのん
アスファルトやぶってすがた見せているつくしが春をはこんできたよ
9
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つばす
踏まれても踏まれてもまた生えてくる タンポポのような力がほしい
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舞
幻の花と惑わすなごり雪触れる一片音無くも消え
12
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灰色猫
無理矢理にひとのかたちにされてゆく痛みに耐えて靴を履く朝
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ひな ろくろう
ゆつくりと右に左に向きを變へトンビは輪をかく事もなく飛ぶ
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Hatabou
猫のごとく日がな炬燵で丸くなるそんな犬でも逝くと淋しい
8
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はなしのぶ゙
穫りたてのレタスをかろき音たてて食める母娘に吹く緑風
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灰色猫
行儀よく全体的にジャイアンのような子供に会釈をされる
13
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へし切
いたづらに 幾夜を寝つる日日並べて あとなき空を尋ね侘びぬる
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Hatabou
怒ったり愚痴を言ってる一日もありがとうでも同じ一日
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普徳亭大崇
何気なく 過ごせる日々が 何よりも 勝る宝と 思うこの頃
12
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千葉 甫
側溝の隙間から出て草の葉の緑輝く春の陽ざしに
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千葉 甫
更ける夜の部屋を見回す何となく空気の動く気配のあって
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