Proverbeのお気に入りの歌一覧
つばす
北の部屋大寒噛み締む四畳半 春は未だかと湯たんぽ抱きて
2
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灰色猫
いつの日かふたつの月が高光る新たな土地で月を詠もうね
6
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灰色猫
悠々と白い鯨が天伝い虹を降らせるそんな日が来る
6
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只野ハル
千鳥足帰る我が家に待つ人の無くを忘るるほどには酔えず
3
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うすべに
かざはなに髪ふり乱す枯れすすき せめて陽ざしを秋の日の夢
8
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滝川昌之
保線夫が仕上げ具合を見下げればレールに映える明け方の月
25
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ひげじぃ
吾の顔も忘れし母の手をとりて父の声色まねる枕辺
16
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ななかまど
いつしらに話題は尽きて珈琲のうつわの底のいびつな四国
10
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へし切
この地球に寄り添ふごとく彼方より 冴え冴えしくは冬の満月
15
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桜田 武
若駒を人に例え競馬を見れば生きるに必死な姿眼に沁みる
6
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桜田 武
気がつけば老いの仲間入り振り向けば六十代は若き頃のこと
6
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桜田 武
ミカン好きの孫が来てほっとけば食べ放題機を見て牽制の睦月
6
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び わ
並木道家内と二人ゆったりと互い気遣い食事楽しむ
4
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茂作
破れ衣纏ひ疎らに殘されて 冬ざれの畑耐へる白菜
16
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千映2
友の物上靴そっと隠したね北であなたは元気でしょうか?
3
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トウジさん
はや春は添ひに来たかや八重冬至移るは刹那思ひは久遠
6
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里香
刹那でも 蓼食う蛍で ありたいな 朝顔もなく 起き食い寝る日々
5
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滝川昌之
北風が刺した待ち針抜くように湯船でほどく固めた背中
16
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武蔵野
頃中の 窓際族が 泣いている 昭和の薫り 漂いながら
3
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卓
凛として 雪より映える寒椿 紅ひく君に 想い重ねる
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