Chicoのお気に入りの歌一覧
夕夏
このごろはゆめとおもえぬえいぞうをうけいれみてるめざめるまでは
4
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千映2
久々に直毛になる髪触りいつもの顔が不似合いかなと
4
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灰色猫
ゆるゆると玉露はひらく縁側で誰かを許す心のように
17
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茂作
白絲を紡ぎて落ちる四度の瀧 四季にも愛でんと西行の云ふ
15
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河のほとり
木枯らしに晴るる木の間の月さえてまぼろしと知る花の光か
13
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灰色猫
寒波来る予感の小夜に冴え冴えと睦月の月は鋭さを増し
17
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灰色猫
燦々と照る太陽を想ひつつ珈琲を挽く寒波の朝に
16
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千映2
胃休めの七草粥の素朴味梅干しの紅 溶けて華やぐ
8
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葛城
文机に向かひ無沙汰を悔やみては硯に浸す眞書きの筆
10
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名鈴
はた馬の つまづかざるか 雪の道 我が恋ふ心 ほだしとなりて
8
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磯山武士
おちこちに井戸の水音ひびく街の川面すばやく翡翠のゆく
5
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音弥
物音を吸いて静まる家々の屋根はこんもり円やかに白
21
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橘
掴まらぬ人に幾度も発信する外出もなき一人の昼間
6
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赤石仙人
平池に伊吹おろしが吹き渡り朝一番に氷輝く
4
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ななかまど
珈琲の豆ひく音に微睡みて茶房の窓に白き雪みる
13
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みっさん
黒豆も破れず煮えて黒光り心滿ちたる大晦日かな
5
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つばす
早朝の南に浮かぶ半月を 二人で見れる幸せを噛む
5
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名鈴
生きたれば 願ひのあるは 自然なり 宿世を蔑し 逆ふにあらず
11
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灰色猫
本年もノーベル平和賞候補ですサンタクロースとトナカイさんと
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滝川昌之
秒針を二コマ進めて旧式の電池時計は残量を告ぐ
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