さとうはなのお気に入りの歌一覧
都季
もうずっと寂しいままだ 空白に積もりゆく雪の温度を想う
15
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都季
正論は優しくないから今だけは間違ったままの僕らでいよう
69
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詠み人知らず
虚無感と生きる気力を失いて胡蝶蘭の花を思わずみつめる
10
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粕春大君
さを鹿の妻よぶ声もかれぬれば野辺の枯れ角照らす月影
11
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粕春大君
早梅のかばかりにほふ夕暮れは春待つひとの入り日なるらむ
28
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詠み人知らず
暗闇の中だけに光る星のような歌受け止めて絆創膏貼る
5
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飯田彩乃
宇宙ひとつ違えば会せしこともなき人のつむりをじっと抱きおり
12
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飯田彩乃
「罪状は空を奪つたことです」と店主は風切り羽を並べて
6
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垂々
オレンジの「またあした」はまだいらなくて5メートルずつ伸ばした家路
18
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浅草大将
しがらみをことごと流す水あれば海よお前に母を求めず
26
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一葉
儚いと知りつつも尚逢ひたくて君に降りゆく雪になりたや
13
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詩月恵
「ほら、見てみ」雪の匂いのする朝の縁側きみと頬を寄せ合う
16
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銀ねず
引き絞る弓ともなりてひとおもひに放ちやるとき我も盲目
7
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浅草大将
高砂の尾上の松に鳴く鶴に千とせ変はらぬ春を聞くかな
18
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きりあ
ブランケットかけておこうかきみの背に凍えた羽じゃ翔べないだろう
10
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詠み人知らず
現身の幸こそあらなきみがため訪ひて祈らむ白峰の奥
19
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舞
新たなる旅へと向かい踏みい出る振り返るべき山河を捨てて
9
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詠み人知らず
時はやみ未だ掛けやらぬしがらみにせかるるものをわれとこそ見め
12
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浅草大将
旅ゆけば身はむさし野に懐かしき今日初雪のふるき都は
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垂々
ゆく年とくる年そしてこなければならない幸よ平等に降れ
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