桃山のお気に入りの歌一覧
名鈴
積もりたる 宝の文の あつさにも 身の熱りこそ 劣るまじけれ
9
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ななかまど
見においでカーブミラーの膨らみに犬ふくらんで猫ふくらんで
14
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ひめくり
青々と香りよきかな稲藁の正月飾りに浮かぶ夏の田
5
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名鈴
奥山の 茸ら天下に 覇を唱へ 人を役して 栄えむとすよ
11
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名鈴
然りとても取り次ぎ入れでひたひたと互に撫でて温め合ひたし
10
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橘
虹潜む黒蝶貝のさしぐしをまよわず選ぶ一目ぼれして
8
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ひめくり
自分へのご褒美などと聞こえよく安売りされる自己肯定感
5
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ryotak
告別の式もなく逝く友がため、半年過ぎてミサ曲を弾く
10
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葛城
ガラリ戸を繰りて開ければ珊瑚樹の葉影の果てに横雲の空
11
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渡 弘道
蕎麦喰えば歌が鳴る也大晦日紅と白との仁義なき戦い
3
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葛城
さまざまに取り具してのち整へば思ひ滿たさる設えとなり
7
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音弥
仰ぎ見る大三角は冬空の無限の時の中に輝く
21
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橘
晦日までついに仕事となりにけりまあいいか元気でいれたら
4
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ガビー
宇宙から神秘の赤い種を撒き はやぶさはまた新たな旅へ
4
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半格斎
朝餉終へ街の外れの湯屋のなか 指の先から凍み溶け始む
10
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名鈴
何となく 閊えるような 違和感の 正体我が身の 病なりしか
8
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出羽守
その笑顔唯一無二のプレゼントあなたの幸せ永久にあれ
11
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ななかまど
障子戸を貼りいる父を想いつつ年の用意を小春日のなか
11
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さいおん
将忘而 不所忘尓 戀将息 猶不叶波 情常云物
6
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うすべに
星をさす細い小枝の桜木の 月に鈍色じっと春待つ
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